Sustainability 三菱UFJアセットマネジメントの森
当社におけるサステナビリティへの
取り組みの一例をご紹介します。

環境への取り組み
環境保全とFSC森林認証の推進
私たちは、FSC森林認証制度の普及と地球温暖化の抑制に貢献することを目的に、2007年より三菱製紙株式会社および岩手県岩泉町と連携し、「FSC森林認証の森」サポーター制度を創設しました。
この制度では、FSC森林認証を活用する企業が、認証林の管理費の一部を岩泉町に提供することで、同町が環境的・経済的に持続可能な森林づくりを推進しています。
また、三菱製紙株式会社は、森林整備の過程で発生する間伐材などの低質材を、FSC認証紙の原料として有効活用することで、資源の循環利用にも取り組んでいます。
森林と私たち
森林は、さまざまな働きを通じて、私たちの暮らしの安定と質の向上に寄与しています。また、持続可能な経済の発展にも大きく貢献しています。
森林が持つ機能
- 森林土壌の働きによる洪水の緩和
- 河川流量の維持、水質の浄化
- 生物多様性の保全
- 二酸化炭素の吸収による地球温暖化の防止
- 木材の生産
など
このような森林の多面的機能が十分に発揮されるには、森林資源の適切な管理が不可欠です。
私たちは岩手県岩泉町にある「三菱UFJアセットマネジメントの森(通称:MUAMの森)」で、定期的なメンテナンス活動を実施しています。
メンテナンス活動
メンテナンス作業前後の森の様子
作業前
作業後
下草刈り
カマを使って、木に巻き付いたツルや根元に生えている下草などを丁寧に刈り取っていきます。こうした作業を通じて、木が健やかに成長できる環境を整えることができます。
カマの使い方は地元の方々が親切に教えてくださり、安全かつ効率的に作業を進めることができました。
間伐作業
ノコギリやナタを使って、痩せた木や曲がった木を伐採し、健康な木の根元まで日光が届くようにします。木を倒す際には、3人がかりで押すなど、複数人での協力作業が必要です。
メンテナンス活動参加者の感想
想像以上に体力を要する場面が多く、森林のメンテナンスがいかに大変な作業であるかを実感しました。一方で、活動後に整備された森を見渡したときには、大きな達成感を味わうことができました。
森の育成には長期的なメンテナンスの継続が不可欠であり、その点が私たちの本業である資産運用ビジネスにも通じるものがあると感じています。
今後もこの活動を継続し、豊かな「MUAMの森」を守り育てていきたいと思います。
三菱製紙 北上工場 岩泉支店 見学
FSC森林認証材の集積
三菱製紙株式会社では、岩泉町にあるFSC森林認証林の木材を利用し、FSC森林認証紙を生産しています。ここで生産されたFSC森林認証紙が、当社の業務や日々私たちが作成しているお客さま向けの資料にも使用されています。
木材の加工
加工後の木材チップ
三菱製紙 北上工場では木材を細かく砕き、「チップ」と呼ばれる小さな固まりに加工しています。その後、木材チップを北上工場(岩手県)や八戸工場(青森県)に運び、パルプからFSC森林認証紙に加工しています。
地域社会への取り組み
金融経済教育
地元の中学校にて、「資産運用体験学習」の出張授業を実施しました。
本授業は、将来の人生設計やお金との向き合い方について主体的に考える機会を提供し、金融リテラシーの向上を目的としています。
当社では、森のメンテナンス活動の実施にあわせて、こうした出張授業を継続的に開催しており、地域社会とのつながりを深める取り組みとして位置づけています。
資産運用体験授業の様子
授業の前半では、人生における大きなイベントとして「住宅購入」「子育て」「退職後の生活」を取り上げ、それぞれに多くの資金が必要になることを説明しました。さらに、その資金をどのように準備するかを考える中で、預金に加え、債券や株式などの金融商品を活用する方法を紹介し、金融商品ごとに異なる特徴やリスクについて、具体的な事例を交えながら丁寧に解説しました。
シミュレーションゲームの様子
授業の後半では「資産運用シミュレーションゲーム」を行いました。余剰資金を「どのタイミングで・どのアセット(預金・債券・株式など)に・どの割合で」投資するかを自分たちで考え、定年を迎えた際に資産がどのくらいになっているかをシミュレーションを通じて体験してもらいました。
ゲームは大いに盛り上がり、生徒の皆さんは楽しみながら、リスクとリターンの関係や、分散投資の重要性を学んでいる様子でした。
授業に参加した当社社員の感想
生徒の皆さんが真剣な表情で授業に臨み、資産形成に関する知識を吸収しようとする姿勢に頼もしさを感じたと同時に、将来に向けて「お金」と向き合う意識が芽生えていることに、大きな可能性を感じました。徐々に将来の選択肢が広がってくる中学生という時期だからこそ、この学びが将来のライフプランを考えるきっかけになれば嬉しく思います。
シミュレーションゲームでは、生徒の皆さんが将来のライフイベントを想定しながら、どのタイミングでどの資産に投資をするかを真剣に考えている様子でした。「20代はリスクをとるべきかな?」「30代は住宅購入や結婚を意識?」など、現実的な視点で投資判断をする姿が印象的でした。自分の人生とお金の使い方を結び付ける力・姿勢が育まれていたように感じます。